相見積について。

相見積について
この頃はほとんどのお客様が、相見積を取られています。
今、当社だけではなく、業界全体が相見積のプランニングに時間を費やし、時間と経費の浪費が大きな問題となっています。

当社では多数社(3社以上)での相見積は、基本お断りさせていただいています。

その理由は
多数社でお見積の場合、悲しいかなこの狭い高知の市場では結構な確立で、情報が入ってきます。○○町の○○邸が3~4社から見積取っているらしい・・・等
このような状況で、本気でプランニングできますか?
本気で考えてないプランを提示するのも失礼かと思います。

見積を依頼するお客様の気持ちもわかりますが、設計プランニングを1物件仕上げるのに、現場調査・設計・作図・積算と3日~4日は時間をさかれます。
目には見えにくいですが、お金にしたら5~6万円ぐらいはかかっているとおもいます。

多数で相見積を取られて契約できるかどうかわからないお客様より、「工事はおまかせします」と言ってくれるお客様を最優先に時間と力をそそぎたいと思うのは私だけでしょうか。

 

本当の相見積とは
前項でも述べましたが、今ほとんどのお客様が相見積をとられています。が、ほとんどのお客さまが、まちがった取り方をしているように思えます。
プランを比較したい方、金額を比較したい方、いろいろな考えも有るとは思いますが・・・

多数社で比べるより、1社でじっくり打合せしたほうが、プランナーも本気で取り組めます。
各社専門の業者なので、それなりのノウハウとかアイデア等を持っているものです。

問題は金額です。
外構工事について、専門的な知識のない方が、見積金額の高いとか安いとか解るのでしょうか、結局内容もわからずに合計金額だけしか見てないお客様がほとんどです。
たとえば土間コンクリートの単価を例にすると、生コンの規格も何種類も有り、規格を落すと何百円かはすぐに変わってきます。
またコンクリートの厚みを少し薄くすれば材料も少なくてすみます。見た目には、まったくわからないし、使用にも何の差支えも有りません。ただ何年か先にどうなっているかって事です。

高いのには高い理由があるし、安いのには安い理由があります。
いろいろ書きましたが要は、1社でプランの見積を相談してデザイン、金額等で納得出来なければお断りをして、
別の業者に相談する方が、より良いプランができると思います。

このやり方が上手な相見積の取り方ではないでしょうか。

 

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